中国のパチンコ屋に行ってみた3。遂に店長登場!中国パチンコの現状、そして将来とは?【太田遊戯体験中心、オータグループ】

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前回の記事に引き続き、中国.上海のパチンコ屋「太田遊戯体験中心」にお邪魔してます。

ここからは店長Bさんへのインタビュー記事です。
中国のパチンコ屋の現状、将来」を聞いていきます。
店長Bさんも中国人の方です。

店長も中国人の方

—では改めまして、店長さんで良いんですよね?

店長B
はい、店舗の「総」責任者です。つまり店長ですね。

—顔や名前はNGですか?

店長B
そうですね、それはちょっと…。

—店員Aさんは顔を隠せばOKでした。店長Bさんもそれなら良いですか?ちなみにこういう写真です。

店長B
いや、これもちょっと….。

—手の、先っぽだけでも良いです。それで何とかお願い出来ませんか?写真が無いと、記事が嘘っぽくなってしまうんですよ。

店長B
まあ、じゃ先っぽだけなら…。

—ありがとうございます。これが店長の手です。

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今は上海パチンコ試験段階

—先程、店員Aさんにある程度は色々と聞かせてもらいました。
そこで、新しい台は入れるのが難しいとありました。やはり難しいんでしょうか?

店長B
はい、この店はですね、今試験的にやってるっていう店なんですよ。ギャンブルの店では無くて、きちんとしたまともな店なんですよという。

—はい。

店長B
それを今、政府が確認している最中なんです。

—なるほど、だから簡単ではないと。ちなみにその試験的にやっているというのは、オータグループが出店したいという希望を政府側に出した、という経緯ですよね?

店長B
もちろんもちろん。

—それを政府が確認してると。なるほど。

店長B
日本のパチンコ業界は今、こう、右肩下がりの、苦しい状態にありますよね。だから、海外に展開したいというのがあります。

—なるほど。では、この店は、今、ビジネスとして成功してますか?

店長B
正直、稼働率は悪いんです。ビジネスとしては失敗しているかもしれません。ただ、将来の可能性を見据えてやってるんですよ。重要なのはそこなんですね。今、ちゃんと合法的にビジネスをして、政府が、「問題ありませんね」「健康的な娯楽ですね」と認めてくれるかどうかというのが重要です。それを認識してもらえるかどうか。健康的な娯楽ですよっていうのを、目指しているので。

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—健康的な(笑)なるほど。

店長B
そう、そうなれば、自貿区の外のエリアにも、展開が可能になるんですよ。

—は~。なるほど。自貿区の外というのは、上海市だけ?

店長B
そうです。上海市だけ。こういうことって、「市」の単位で管轄してるんですよ。

—へ~。

店長B
上海市の「文化娯楽管理局」というのが、管理してます。

—ほおほお。先程、景品の上限は2000元(約3万4千円)というのがあったんですが、その上限も、「上海市」が上げる権利を持ってるんですか?上海市の許しが出れば、上限も上がる?

店長B
そうです、行けます行けます。

中国の行政システム

—じゃあ、なぜ中国にはギャンブルが無いんですか?「市」に決定権があるなら、ギャンブルを許可する「市」もあるはずですよね?

店長B
いや、「市」と「省」というのがあるんですけど、あ、「市」と「省」は同じ存在です。上海市が「市」なのは、東京と一緒です。東京も、東京「都」ですよね。

—ああ、はいはい。

店長B
それと一緒です。で、その「市」と「省」の上に、国の「文化部」というのがあるんですよ。

—なるほど、大まかな方針はその「文化部」が決めると。

店長B
そうでそうです、で、細かい内容は、「市」とかで決める。

店長B
今、この店がやってることっていうのは、ここは新しい施設なんですよってことなんですね。

—うんうん。

店長B
今、この店はギャンブルではなく、「景品交換」をやってますが、「景品交換」自体は別に新鮮っていうわけではないんですよ。既にゲームセンターとかが、やってることですから。

—はー。そのゲームセンターの景品というのも、上限は一緒ですか?2000元?

店長B
一緒ですね、2000元です。

—じゃあ本当に一緒なんですね。でも、その2000元は、上がる可能性があると。

店長B
ありますね、「市」が決めるんで。

—その「市」っていうのは、誰が決めるんですか?市長?

店長B
いや、「局長」ですね。

—ああ、さっきの管理局の「局長」が決めると。ってことは、その「局長」ってのはやっぱり、凄いんですか?その、接待とか。

店長B
してないしてない(笑)
そんなに腐ってないです、そこまで腐敗してない(笑)

—腐敗してない(笑)

店長B
あの、ちゃんと「筋さえ通せば」、やってくれますよ。少なくとも上海では。他の省は、知りませんけど。

筋さえ通せば

—「筋さえ通せば」(笑)凄い言葉知ってますね。
ところで、なんでそんなに日本語上手いんですか?

店長B
ゲームが好きなんですよ。昔、中国のナムコのゲームセンターにも勤めてました。

—へえ~!ナムコと言えば、鉄拳とかやってた?

店長B
やってました。その時は、鉄拳5かな。

—それって当時は、最新のゲームだったんですか?ちゃんと最新のゲームを入荷して?

店長B
そうです、最新。

—キングオブファイターズは?中国の人は好きって聞きますよね。

店長B
いやー、それはねえ、昔の話かなあ。

—昔なんだ。

店長B
今は、ゲームセンターも減ってきてますね、どちらかというと、ファミリー向けにシフトしようとしてます。

—日本と一緒ですね、その辺は。今も、ゲームはやってるんですか?

店長B
やってますよ、PS4と、スイッチ。

—ほお、スイッチですか。
….スイッチって、中国じゃ売ってないですよね?それって、記事に書いても大丈夫なやつですか?

店長B
いや、別に違法とかじゃないんで(笑)
香港とかから取り寄せるんですよ。ネットで普通に買えますよ。

—あーなるほど。安心しました。

店長B
日本の人も結構買っていきますよ、こっちで。

—日本人が?なんで?

店長B
いや、日本って今買えないでしょ、スイッチ。

—あーそういう意味で。確かにそうですね。
ちなみに、スイッチでやってるソフトは?

店長B
いや、モンハンです。

—あなたもモンハンですか(笑)
店員Aさんもモンハン好きって言ってました。中国では人気なんですか?

店長B
あのですね、昔、PSPでモンハンがすごい流行ってたんですよ。

—そのPSPってのは、本物?

店長B
本物ですよ!(笑)
PSPに偽物なんて無いでしょ!

—ふーん

店長B
そう、だから、昔PSPでモンハンやってた世代には、人気があるんですよ。

—モンハン世代が居ると(笑)なるほど。

パチンコの話に

—話を戻します、パチンコの話に。えーと、さっき、新しい台を入れるのが難しいとありました。それは、具体的に言うと何がどう難しいんですか?

店長B
まず、機械毎にシールが貼ってあるんですね、認定のシールなんですけど。

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店長B
これって、上海市に申告しないと、駄目なんですよ。これってゲームセンターも一緒なんですけど。審査を通って、それを貼らないと、ビジネスで使えないんです。だから、上海市に申告する必要があるんですが、パチンコ台っていうのが、あまり上海市に認識されてないんですよ。

—あ~、前例が少ないと。

店長B
そうですそうです。だから、一般のルートとは違うというか、特殊なルートになるんですよ。

—はいはいはい。

店長B
だから、時間と、手間が掛かっちゃう。

—その時間っていうのは、具体的にどのくらい?

店長B
それがわからないんですよ。

—あーわからないのか。

店長B
そうなんですよ。

店長B
そしてもうひとつハードルがあります。税関です。

—なるほど。今、既にある台も、税関を?

店長B
はい、通ってます。でも、税関にとって、これ(パチンコ台)って、ギャンブル機なんですよ。

—あー、見た目がね?

店長B
はい、どう見たって、ギャンブル機じゃないですか。

—うん(笑)

店長B
そう、だから税関を通すのも難しいし、時間が掛かります。で、その税関を通す為には、まず上海市の審査を通ってないと、通らないんです。ですから、時間が掛かるんです。

—なるほどねえ。
ちなみに、今、日本のパチンコで、釘調整が禁止され、設定が導入されるという話がありますが、どう思いますか?

店長B
設定?スロットじゃなくて?

—はい、パチンコ台です。

店長B
パチンコ屋が釘調整できないってそれは…苦しいですよね。うん。

—パチンコが今後海外に展開したとしても、今のパチンコのゲーム性っていうのは、わかりづらいのかなと思うんですね。そこに対して、ゲーム性に対しての要望とかありますか?

店長B
ゲーム性…うーん、まあ確かに、簡単ではないのかなとは思いますが。要望は…とりあえずその、中国語にしてほしいですね。

—あーなるほど(笑)
まあ確かに。そこは大事ですね。

—ちなみに、パチンコ台って壊れたらそのままですよね?アフターケアとか、無さそうですけど。

店長B
無いですね、壊れたらそのままです。

自貿区のコンセプト

—ちなみに、自貿区というのは、上海市の他にもあるんですか?

店長B
ありますよ、中国に全部で5個あります。ちなみに、上海市の自貿区というのは、何もしてないんですよ。

—何もしてない?どういう意味?

店長B
自貿区のコンセプトとして、例えば海外のものだったり、何かを入れたいって時に、まず自貿区で試して、問題ないってのを確認できたら、「市」なら「市」、「省」なら「省」に広めて行く。それが、自貿区のコンセプトなんですね。

—はい。

店長B
その中で上海市っていうのは、守りに入ってるんですよ。

—守り(笑)保守的だと。あんまり冒険的なことはしないんですね?

店長B
そうです。例えば、「習近平」が何かを決めて、「お前らこれやれー」って言ったとしてもですよ、最終的に実施して責任を取るのって、上海市になるんですよ。

—うんうん。

店長B
上海市の担当にね、なるんですよ。

—なるほどね、だから冒険はなかなかしないと。
では逆に、攻めてるのは、どこ?

店長B
天津の方ですね。天津市の方の自貿区。

—それは、どういう攻め方?

店長B
経済的に。

—経済的に(笑)

店長B
そう、銀行とか。

—あー、銀行、そっちか。

—ちなみに、今後について、自貿区の外に店を広げて行きたいとありましたが、それってもう具体的にいつとか、決まってるんですか?

店長B
いや、決まってないですね。

—なるほど、まだ具体的には無いと。


格闘ゲームやりますか?

—最後に聞きたいんですけど、今って格闘ゲームは何かやってますか?先程、昔は鉄拳やってたという話もありましたけど。

店長B
ストリートファイター5やってます。

—え!?スト5やってるんですか?ちなみにそれは、アーケードコントローラーとかを、買って?

店長B
いや、PAD派です。

—PAD派。でも、鉄拳は、ゲームセンターでやってたんですよね?レバーで。

店長B
鉄拳はそうですよ、ストリートファイターは昔から、PAD派。

—ほ~。ちなみにスト5のネット対戦って、中国は問題なく出来るんですか?

店長B
出来ますよ、問題なく。中国同士ならね。ただ、日本との対戦とかだと、ラグいですね。

—あーまあ、それはね。ちなみに動画とか、見ます?

店長B
いや、そこまでは。友達とかと、やってるだけですね。

—有名なプレイヤーとか、知ってます?

店長B
あんまり見ないですから、知らないんですよね。だから、知ってるのは、ときどさんと、あと、あの伝説の?ウメハラさんくらいですね。

—なるほど。はい、本日は貴重なお話ありがとうございました。

店長B
いえいえ、ありがとうございました。

以上で中国パチンコ屋訪問インタビューは終了です。

今回、突然の申し出にもかかわらず、快く協力してくださった「太田遊戯体験中心」のスタッフの皆様、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

以上

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