『シンゴジラ』、海外の批評家からは高評価。ロッテントマトにて高得点を維持。シン・ゴジラ批評まとめ※ネタバレ有り【海外の批評家の反応】

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2016.7.29に公開された『シン・ゴジラ』ですが、海外でも徐々に公開され、各地の批評家によるレビューも少しずつ集まっているようです。

各地の批評家のレビューを集めるロッテントマト(ROTTEN TOMATOES)というサイトにて集計されている批評家のレビューを簡単にまとめてみました。

世界が下すシン・ゴジラの評価とは?

※ロッテントマト(ROTTEN TOMATOES)とは
映画評論家によるレビューをまとめたサイトで、英語圏では最も有名なサイトのようです。名前の由来は、つまらない映画や劇に対して、腐った(ROTTEN)野菜、トマト等を投げつける文化から来ているとのこと。評価方法は好評(Fresh)・悪評(Rotten)の2択。このパーセンテージによって、作品が評価されていきます。参考までに、例えば映画監督も評価されているようでして、著名な監督は下記のような評価。

ロッテントマト映画監督評価
キューブリック:100%
ヒッチコック:98%
黒澤明:88%
コーエン兄弟:85%
スピルバーグ:76%
タランティーノ:59%  
マイケルベイ:7%

↓ 以下、海外の批評家の反応

@1
Mark Schilling
Japan Times

評価:悪評(Rotten)

“シン・ゴジラ”:隠喩的なモンスターが帰ってきた

これらの”大暴れ”の舞台は、エフェクトのベテランである樋口真嗣と彼のチーム、そして、共同ディレクターでありSF/ファンタジーの巨匠である庵野秀明監督のもとに創られたものであり、待つだけの価値はあるものであった。

@2
Edmund Lee
South China Morning Post

評価:好評(Fresh)

シン・ゴジラ — 日本の官僚政治を風刺する象徴的なモンスターが帰ってきた

責任逃れの出世第一主義者達は、ゴジラを東京に生み出してしまった避難を避けるため右往左往する。しかし、この”再起動”は、単純に”原子力のモンスター”に、スクリーンで暴れるだけの十分な時間を与えるというだけの作品ではない。

東宝がゴジラ・フランチャイズの29作目としてエントリーした作品は、あまりにもおしゃべり過ぎるものだった。しかし、それでもなお、1954年にクラシック版を作り出した本多猪四郎に対する愛とオマージュ(敬意)は支払われている。

@3
Kanin Srimaneekulroj
Bangkok Post

評価:好評(Fresh)

ビースト(野獣)の政治ドラマ

シン・ゴジラはありふれたアクション災害映画ではない。そして、全てはより興味を惹かれる内容だ。

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ゴジラが野獣であることから離れたところでシナリオは進んでいく(ハハ)、しかしながら、非常に重く焦点をあてられるのは、リアル世界での政治に関連したところだ。そのような大規模災害の時に、どうなるかということをね。

@4
John LuiThe
Straits Times (Singapore)

評価:好評(Fresh)

シン・ゴジラは示した。日本のゴジラ映画の方が、ハリウッドより良い物を作れることを。

シン・ゴジラはまるで政治的なスリラーのようであった。更に驚くことに、その一方で空想世界を事実かのように繋げる繊細さは充分に表現されているのだ。

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このリメイクにおいて大胆なところは、ゴジラ伝承を自由に撮影したというところにあるわけではない。しかし、東宝ピクチャーズが1950年代に製作したオリジナルに対しては、大変誠実なのだ。

@5
Haleigh Foutch
Collider

評価:好評(Fresh)

“ゴジラ:復活”レビュー:最も大きなモンスターは、”官僚”であった

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象徴的なオリジナルのクリーチャーを生み出したスタジオに戻っていくのは歓迎だ。しかし、残念なことに、1954年のオリジナル版のようなドラマはなく、或いは、安っぽいB級映画好きが喜ぶバナナのようなものでもなかった。

@6
Witney Seibold
CraveOnline

評価:好評(Fresh)

レビュー | “シン・ゴジラ” デストロイヤー

反文化的な、そして予想に反して現実的な内容の、日本の”シン・ゴジラ”は、素晴らしきレーザーブラストでアメリカの下品なモンスターの削除という回答を出した。

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[新たなゴジラ]は、日本の有名なモンスターをアメリカナイズしようというレジェンダリー・ピクチャーズの現在までの努力に対し、意図的に”中指を立てた”のかもしれない。もし、どちらのサイドに付くか、と言われれば、僕が付くのは”シン・ゴジラ”サイドだ。

@7
Kyle Anderson
Nerdist

評価:好評(Fresh)

シン・ゴジラはピュアな災害映画であり、多くの楽しみを提供してくれるものだ。

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もし、あなたが期待する(もしくは望む)ゴジラ映画というのが、お馬鹿映画の方向性ならば、肩透かしを食らうかもしれない。しかし、もしあなたが、クールで、新鮮で、それでいて昔のパラダイムを踏襲するものを期待しているのならば、シン・ゴジラはヘル(地獄)最高な楽しい時間になるだろう。

@8
Lawrence Toppman
Charlotte Observer

評価:好評(Fresh)

日本からの輸入によって、真のゴジラが再び姿を現した。 — そして、彼は岩となる。

新たなゴジラ(ガッジーラだと言うあなたも)は、歩きながら核分裂を行うプラントとなっており、まるでレーザー光線のように彼の尻尾から放たれる。もし、これがクールじゃないとしたら、他に何があるのだろう?これが東宝ピクチャーズの礼儀作法である。

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彼(ゴジラ)の面白い出来事は常に日本から来る。そして新たな”シン・ゴジラ”も例外ではない。

@9
Joe Leydon
Houston Film Critics Society

評価:好評(Fresh)

映画レビュー:”シン・ゴジラ”

(ガッ)ジーラ・スリラーの”バットマン・ビギンズ”は誠実にファンを喜ばせるべきなのだ、長期間に渡るフランチャイズとして。
※スリラー…人にスリルを感じさせる映画・劇。

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元祖のギャングスター・リザードは、”シン・ゴジラ”にて大部分を満足できる”再起動”を果たした。驚くほどクレバーなモンスターは、ジーラ・スリラーの”バットマン・ビギンズ”だったとして、最良なものであったと後述されていくだろう。

@10
Elizabeth Kerr
Hollywood Reporter

評価:好評(Fresh)

ガッジーラ復活(”シン・ゴジラ”):映画レビュー

“エヴァンゲリオン”のクリエイターである庵野秀明は、怪獣のアリーナ(土俵)に上がった。東宝映画のクラシック・モンスターを”再起動”することによって。

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全ての”寓話的モンスター”の母は、新たな意義を持ってやってきた。多弁で、漠然とした国家主義による”再起動”、それは、まるでスルッと快適に袖を通せるセーターのように。たとえ、そのセーターにいくつか穴が開いてたとしたってね。

結果

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トマトメーター:90%

結果はトマトメーター90%。ここで言うトマトメーターとは、批評家の90%が好評(Fresh)だと評価したということであり、このままであれば、大変高評価です。現時点の評判としては上々のスタートではないでしょうか。

とは言っても、10.9現在、まだ批評家によるレビューは10しかありません。通常は50~200程度はレビュー数が集まるようなので、今後もう少し増えてきた時に、本当の海外での評価がわかるのかもしれません。

今回の記事は、シン・ゴジラの記事のコメント欄にてリクエストを頂いたので、記事にさせて頂きました。全てに対応できるわけではありませんが、今後もリクエストを頂けるとすごく嬉しいです。

以上

元ネタ

PLAY TRAILER GODZILLA RESURGENCE (SHIN GODZILLA) (2016) | Rotten Tomatoes

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