ウメハラ「対戦相手が100時間やるなら自分は300時間やり、そして世界一になりました」

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仕事とは? | プロゲーマー 梅原大吾

ゲームで遊ぶこと自体には中学生時代に情熱を失っていた

「自分の好きなものを見つけて、徹底的にやれ」と父に言い聞かされて育ちました。ただ、その「好きなもの」がゲームだとは父も想像していなかったでしょう。「ゲームをやめろ」とは決して言いませんでしたが、中学生になってもゲームばかりしている息子を見ていい顔はしませんでした。僕自身も悩みました。みんなは勉強やスポーツに打ち込んでいるのに、自分はなぜゲームしか好きになれないんだろうって。

一方で、「ゲームにしか打ち込めないのなら、とことんやるしかない」という思いがありました。当時は家庭用ゲームよりもアーケードゲーム(ゲームセンターで利用される業務用ゲーム)の方が圧倒的に迫力のあった時代です。中学1年生の終わりごろから、電車に乗ってゲームセンターに通い、対戦型格闘ゲームの武者修行を続けました。繁華街ですから、ヤンキーもたくさんいましたよ。対戦すると、威嚇(いかく)してくるんです。台をたたいたり、顔をのぞきこんできたり。頼りになりそうな大人はいないし、まあ、緊張感はあるんですね(笑)。でも、脅しには絶対に屈しませんでした。親や友だちには認めてもらえないさみしさを味わっても、自分はゲームをやっている。そのゲームで負けるわけにはいかないという意地があったんです。

ゲームセンターには学生だけでなく大人もいました。ゲーム好きな人はたくさんいましたが、僕ほどプレイ時間の長い人はいなかったと思います。僕はもともと物事を要領よくこなせるタイプではありません。対戦相手が100時間やるなら自分は300時間やり、攻略のための分析も徹底して初めて勝てるという意識でした。その結果、中学3年生の時に全国大会で優勝。高校2年生の時には米国・サンフランシスコで開催された世界大会に招待され、世界一になりました。

なぜそこまでゲームにのめりこんだのか。格闘ゲームというのが、人と人の勝負だからです。勝負をすると、いろいろな感情が生まれてくるじゃないですか。悔しかったり、慢心したり、妬んだり、認めたり。そういう感情をコントロールするよう努力したり、みんなに恥ずかしくないよう自分を高めていくことで、人とのつながりができていくことに奥深さを感じていたんです。ゲームで遊ぶこと自体には中学生のころには情熱を失っていました。

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ウメハラさんの2000年以降の主な成績

Evolution2010
スーパーストリートファイターIV – 優勝(2010年7月12日)
スーパーストリートファイターIIターボ HD Remix – 4位

Evolution2011
スーパーストリートファイターIV – 4位
マーヴルvsカプコン3 – 予選敗退
スーパーストリートファイターII X – 優勝

Absolution2004
スーパーストリートファイターII X – 優勝
GUILTY GEAR XX #RELOAD – 優勝
ストリートファイターIII 3rd STRIKE – 優勝
ストリートファイターZERO3 – 3位

格闘維新
ストリートファイターIII 3rd STRIKE – 団体戦 準優勝
ストリートファイターZERO3 – 団体戦 準優勝

第4回クーペレーションカップ
ストリートファイターIII 3rd STRIKE – 団体戦 優勝

GODSGARDEN
ストリートファイターIV – 3位

Revelations(2011)
スーパーストリートファイターII X – 優勝
スーパーストリートファイターIV – 優勝

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